紳士淑女の皆様こんばんは、テクマ!です。テクマ!はこの2ヶ月ほどThe Rolling Stonesに夢中なので、今回はストーンズについて書かせていただきます。
あれは3月22日の朝のことです。世を忍ぶ仮の仕事先が今回のストーンズの後援をしていたため、「ストーンズのチケット、接待用にたくさん用意してあったんだけど、余りが出たので欲しい人にはあげるよー(原文に一部脚色)」というメールがいきなり飛び交いました。「ま、今日のテクチクのリハは22:00からだし、62歳のじいさんだからライヴも1時間ぐらいだろうし見ておこうか」ぐらいの気持ちで入手し、テクマ!は雨の中東京ドームへ向かいました。で、ストーンズのライヴが始まりました。で、2時間後。「ええと、これは、なんだ、今までみたコンサートの中で、いちばんカッコいいんじゃないか?」と思いながら必死にテクチクのリハに走るテクマ!がいました。
1曲目は『Jumping Jack Flash』でした。「へー、『Start me Up』じゃないんだ」ぐらいの気持ちで見ていたのですが、ギターの音があまりにもカッコ良いのです。高音とか低音とかが出まくっているわけじゃなくて「別に聴こえにくくてもいいんだぜ」って音なのです。スネアも、ここが東京ドームとは思えない「そこで叩いているスネアの音」です。曲はどんどん進みます。で、曲が何だかなんてどうでもいいのです。ひたすら演奏が気持ちいいのです。こんな経験は初めてです。「曲はなんでもいいからやっててくれ」なんて気持ちになったのは、初めてです。で、キースが歌うコーナーになりました。しゃがれたシヴい声です。しゃがれたシブい声で歌うギタリストはたくさん見てきましたが、ぜんぶキースの真似だったんですね。で、そういう人たちは最高にカッコ悪いのに、キースだけは異常にカッコいいのです。
そんな中、やたらカッコいい曲が始まりました。今なら分かります、『Miss You』です。やたらカッコいい曲をやたらステージの真ん中に寄って演奏しているなぁ、と思っていたら、ステージの中央部分がそのまま前に出てきました。テクマ!の横を『Miss You』を演奏しているストーンズが移動していき、テクマ!の斜め後ろで止まりました。ちっこいステージの上でストーンズが演奏しています。音は頭の後ろから聴こえてきます。で、サポートメンバー達は人間に見えますが、ストーンズは4人とも人間に見えません。62歳がどうこう、というわけじゃなくて、ものすごく特殊な生き物に見えるのです。特殊な生き物が、特殊じゃないところが異常な楽器の音で演奏しています。で、楽器の音が止まるたびに、「早く次の音を出せ!」とテクマ!は思っているのです。
またステージが移動し始め、元の位置に戻りました。ブレイクビーツが鳴り出します。『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』の最後の歌、こと『悪魔を哀れむ歌』です。この時に「あ、悪魔だったんだ、この人達は」と納得しました。悪魔が叫んでます。悪魔だから2006年3月22日になった今でも1968年12月11日とほとんど同じシャウトができて当たり前なんです。曲は進みます。『Paint It Black』を聴いていると、そのへんのガキどもにヘッドロックをかましたい気分になってきます。『Start Me Up』で『Brown Sugar』です。「終わるんじゃないよ!」という気持ちで必死に拍手します。最後の最後は『満足できない』という歌でした。満足できません。世を忍ぶ仮の職場のネットワークを駆使して、さいたまアリーナも行きました。モア・ベターでした。
翌日HMVで『Rock'n Roll Circus』というDVDを買いました。若くて気持ち悪いけど、やっぱり悪魔です。で、インターネットのストーンズの局をiTunesでかけっぱなしになるようになりました。曲なんかなんでもいいので、ラジオで聴くのに最適です。サークルサウンズというスタジオのマスターにそんな話をしたら、DVDを6枚焼いてくれました。ストーンズはお金持ちだし悪魔だから、焼いてもらっても罪悪感がないです。
というわけです。そんなテクマ!の今後の動きにご注目くださいませ。今度は、モア・ベターよ。人身ばいばーい!
