第100回

NO MAKE NO LIFE

 福岡の紳士淑女の皆様おひさしぶりです、テクマ!です。今日みなさまに配られた折り込みフライヤーの中には、ひときわステキなポストカードがあることだと思います。これがテクマ!の新作ポストカード『NO MAKE NO LIFE』編です。今回のおセンチ日記では、この製作過程についてのお話をしようと思います。
 まずテクマ!がポストカードを作り始めたのは、今年6月15日に開催されたワンマンライヴ『ひとりでできるもん』の準備の時でした。これまでも宣伝用のフライヤーは作成していましたが、ここは勝負のライヴでもあるし、ひとつ豪華なものを作ろうかと思いました。よくあるカラーのフライヤーはぺらぺらしていて、どうもテクマ!には相応しくないと思ったので、紙のしっかりとしたポストカードを製作することに決めました。インターネットや知人の紹介などでいくつかの業者をあたり、コストと納期の最もよかった業者をまず探しました。そして、「テクマ!のフライヤーですげぇアイデアがある!」と豪語していたOn Button Downのハジメガネ氏にデザインの依頼をし、以前にポスターを作るために撮影した写真の中に、ポスターには使用しなかったけれど良いポーズのものがあったので、その写真をデータ化したものと、ポストカードに載せるべきテキストをメールで送りました。上がって来たものは、テクマ!HPのテクマ!の・おセンチ日記第93回のところにありますので、みなさまぜひご覧下さい。
 このポストカードが想像以上に好評で、また、これを通じて思いもよらぬところにまでテクマ!の知名度が伸びたようなので、今度はライヴの宣伝としてでなくテクマ!そのもののイメージ広告としてのポストカード、を作る事を考え付きました。そのときに思い出したのが、今年の5月21日に知人である岩崎さん(かつては『Indies Magazine』、現在では『indies issue』というインディーズ雑誌を編集している人です)の結婚式で配られたパンフレットの裏表紙でした。新婚夫妻とそれぞれの両親がメンバーとなってライヴハウスで演奏しているふりをしている情景を捉えた写真の上部に、タワーレコードのポスターそっくりのフォントで『NO MARRY NO LIFE』という文字がデザインされていたのです。
 このデザインもハジメガネ氏だったので「あのパンフに使ったフォントとワンマンライヴでの写真を使って、『NO MAKE NO LIFE』というポストカードをデザインしてちょ」と依頼をしました。当初は楽屋でテクマ!がメイクをされている写真を使おうと思っていたのですが、なかなか良いものがなかったので、これは断念し、ライヴ写真から良いものをセレクトして軽いファイルに変換したものをハジメガネ氏にメールで送付しました。すると数日後「タワーのはテクマ!と釈由美子とか、そんなふうにテクマ!と誰か、になってないと成立しないよ」という返信があったので、今度はライヴ中盤でスタッフの森君が掲げ持っているアナログシンセを叩いているテクマ!の写真と、ライヴ最後の『テクダン』で出演者全員と共に踊っているテクマ!の写真を同じく変換して送りました。すると「この全員のやつ頂戴」と連絡があったので、その写真のオリジナルのデータ(歪さんというカメラマンの方が高級デジカメで撮影してくれたもので、オリジナルは一枚2.4MBもあります)を宅ふぁいる便で送りました。それから数日経つうちににテクマ!の今年9-12月のライヴ予定がほぼ固まったので、これらとテクマ!のHPのURLなどをポストカード裏面用のテキストとしてまとめて、メールで送付しました。
 またしても素晴らしいデザインが上がってきたので、今度はこれを印刷業者に入稿します。まずは見積もり依頼を業者のHP上にあるフォームを使って出します。見積もりがあがってきたら、今度はデザインのデータを入稿します。これまではCD-Rに焼いたデータを送っていたのですが、今回はオンラインでのデータアップロードサービスを利用してみました。思いのほかあっけなくデータを送る事ができ、つくづくテクノを侮ってはいけないなと思いました。そして待つこと約1週間、3000枚のポストカードがテクノポップ研究所へ送られてきました。オリジナルのデータを元にA4とA3に拡大したものも用意して、翌日からは下北沢・渋谷・新宿と配付依頼・掲示依頼の旅が始まりました。
 という行程を経て出来上がったテクマ!のポストカード、みなさまぜひぜひ大事にしてあげてください。それでは、今回はこのへんで。今度は、モア・ベターよ。人身ばいばーい!



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