紳士淑女の皆様、ありがとうございます!テクマ!です。この度、テクマ!の6年ぶりとなる3rdアルバム『Electric Suicide』の発売が決定しました!この6年間に創りため、ライヴで磨き上げた曲たちから選り抜きの10曲を収録、更に初回限定DVD付きで11月に発売になります。DVDには名曲『ないないない』のプロモーションヴィデオと、昨年から3回行われたワンマンライヴを撮影した素材から厳選されたライヴ映像が約1時間分収録されます。伝説となっているクリスマスディナーショーでの感電シーンも勿論収録です!さて、その音部門の最終工程として、8月27日にマスタリングと呼ばれる作業が行われましたので、今回のおセンチ日記では、その模様をレビューしようかと思います。
午後1時からの開始でしたので、12時半にディレクターと原宿駅で待ち合わせし、マスタリングスタジオに向かいました。明治通り沿いにあるビルの地下にあるそのスタジオは、マスタリング専用のスタジオで、3つほどルームがあったのでしょうか?その中にある今回マスタリングを手がけていただく柴さんの専用ルームに入り、作業開始です。まずは素材についての話し合いです。テクマ!はKORGのD16というハードディスクレコーダーですべての録音を行い、これだけでほぼすべての編集作業を行っています。ここで出来上がったものをMacに録音してCD-Rに焼いたものを通常はデモとして使っているのですが、D16そのものから出る音のほうが、工程がひとつ減るぶんだけ音が良いので、こちらで再生した音を素材としてマスタリングしていただくことになりました。好事家の方のために記載しておきますと、D16の内部で16Bit44.1khzで作成されたデータをSP/DifのOptical端子から出力し、ルーム備え付けのDAコンバーター内部で16Bit88.2khzにした上でアナログで出力し、アナログのEQとコンプレッサーで処理したものをADコンバーターに入力して16Bit44.1khzにして取り込む、という信号の流れとなりました。Macのデータをプロ仕様のCD-R(ヨドバシカメラで1枚840円)に焼いたものもバックアップとして用意したのですが、結局こちらは使わずじまいでした。
D16での曲の頭出しの仕方などを柴さんに説明して、一度部屋を出ます。ロビーにはCDプレーヤーやDVDプレーヤー、大型液晶ディスプレイなどが用意されており、ここでDVDなどを見つつしばし待ちます。柴さんによる加工が終わったらスタジオに入り、テクマ!がメインデスクの前に座り、まずは大きなスピーカーでいじっていない素のままの音を聴きます。楽器の出し入れが多い場所など、自分がチェックすべきポイントを数箇所聴いた後に、柴さんが加工した音で、1曲を通して聴きます。ここでテクマ!とレーベルスタッフがOKであれば、次はラジカセ・ミニコンポ・PC用の小さいスピーカー・有線放送用の天井に埋め込まれたスピーカー、をスイッチで切り替えながらどのようなスピーカーであってもOKかを確認し、その音で専用のレコーダーに録音してもらいます。テクマ!は愛用のゼンハイザーのヘッドホンを持ち込み、これでもチェックをしました。
このようにしてアルバムの頭から1曲ずつ作業を進めるのですが、テクマ!の今回のアルバムはサウンドの傾向をあえて揃えてあるので、同傾向の曲が続くときには、3曲ほどまとめて柴さんに作業してもらい、1曲ずつ試聴、という流れで進めていきました。こうして全曲の音の加工が終わったら、次は曲間の調整となります。曲と曲の間をどのぐらい空けるのか?もしくは続けるのならばどのぐらい音をかぶせてしまうのか?を各曲間ごとに調節します。こうして曲間の調整が終了したら、ひとまず作業は終了です。ここまでで約8時間ほどかかったでしょうか。この後でレーベルとテクマ!が持ち帰るための試聴用CD-Rを焼いてもらい、スタジオを後にしました。後日工場に持ち込むためのマスターがレーベルの元に届き、それを元にして工場でCDがプレスされるわけです。
これからジャケットの作成、DVDの編集、などを経て11月にリリースされます『Electric Suicide』。みなさましっかりとお金をキープしてお待ち下さい!今度は、モア・ベターよ。人身ばいばーい!
