2009/06/27

Don't Stop 'Til You Get Enough

マイケル・ジャクソンが亡くなりました。悲しいですが、マイケルには、細かいことを気にせずに、自分が成し遂げたことだけを持って、天国に昇って行ってほしいです。満たされていてほしいです。

私は、大衆という存在に自分を埋没させることで、自分の狡さや卑怯さを大衆という存在のせいにして、だけれども自分と大衆との細かい差異をこまごまとアピールすることでちょっとした特権意識を持とうとすることが嫌いで、その対極としてのスターという存在が好きです。

ワイドショー的といいますか、つまり世間のやっかみに打ち勝つことでスターという存在は輝きを増すと思うのですが、それは並大抵のことではないと思いますし、それへの対抗策が考えられて、いつの間にか、日本のスターは「スターっぽく振る舞いつつも、ズルさに埋没している大衆へのへつらいも忘れないことをアピールすること」を身につけてきてしまったように思います。あんなのスターじゃないよ。

マイケルは、50年間やり抜いたと思います。お疲れさまです。ありがとうござしました。『Black or White』と『Just Goods Friends』が特に好きでした。

マイケルをネタにして自分のことを語るようで恐縮なのですが、私は、自分の中に湧き上がる創作意欲を信じて、自分の歌を信じて、お金儲けのためでなく、想像力が全うされるために作品を創り上げて、それをきちんとした形で発表するためにも全力を費やし、それに協力してくれる人たちへの感謝を忘れずに、これからも生きていきます。

スターは、これまでにあったスター的なものをマネすることで創れるものではないと思います。ですから、世間がそれまでにあったものを応用して分かりやすくつくった評判でなく、私が、いや、我々悪魔のようなアイツがハンコを押して発表した作品たちに、ひとりひとりが直接触れて、そこで自分の心の中に起こる気持ちに素直になってほしいと願っています。大衆へ埋没するズルさを捨てることができる瞬間を得られる手助けをして、その瞬間のすべての人の心に届いてほしいと願っています。

誰のためでもなく輝く作品を創っていますが、全てへの愛を込めています。

誤解を招くことも多いでしょうし、心配をかけてしまうこともあるかと思いますが、それ以上の感動を与えることを約束しますので、今後ともご贔屓にお願いします。

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