昨夜はたくさんの人のご来場ありがとうございました!
4時頃まで打ち上げ、帰宅し、さきほど起きました。体も頭もちょっと痛いのですが、すがすがしい気分です。が、まだちょっと脳はボケボケですので、メールなど下さった方、お返事はもうしばしお待ち下さいね。そういえば、トイレで爆睡をしていた照明のジョン君は大丈夫かなぁ。。。
さて、おいおい昨夜のスタッフの紹介などを書いていきますが、今日のところはとりいそぎ昨夜配った全曲解説のおセンチ日記をここに転載します。(そういえばここのおセンチ日記の更新も滞っていますね、、、後日まとめてやります。。。)
そうそう、mixiのテクマ!コミュニティにライヴレポのトピックも作りましたので、mixiに入っていらっしゃる方は、そちらに感想をくれるとありがたいですね。http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32138879&comment_count=0&comm_id=116944
では、どうぞ。
第129回 『歌いたくって仕方がない!』全曲解説(ライヴが終わるまで読まないこと!)
紳士淑女の皆様、お久しぶりです。10か月ぶりのおセンチ日記です。さて、今回のこの日記は、ライヴが終わるまで読んではいけません。どんなに誘惑にかられても、絶対に読まないで、帰りの電車なり帰宅後の自宅なりで読んで下さい。なぜならこの日記は今日のライヴの全曲解説だからです。
まずオープニングアクトの1曲目は、私の姉のテクエ!と毛皮のマリーズのコラボレーションで、3rdAlbum『Electric Suicide』収録の『以心電信』をお届けしました。姉さんは以前にも増して美しくなっていたことかと思います。そして毛皮のマリーズのライヴを楽しんでいただいたわけですが、いかがだったでしょうか?「テクマ!さんのワンマン、ということでそれをちょっと考えたセットにします!」と言っていましたので、それがどういうものだったのか、気になりますね。
そしてKOVACSのDJを挟んで、本編です。1曲目は新曲で『Show Me!!』。休業期間で、トラック製作のシステムをこれまでのシンセサイザーやリズムマシンを中心としたものからMac中心のものに変えたのですが、そのシステム変更の成果が出ていれば良いな、と思う曲です。そうだ、ここでは新しい衣装であるマントも登場しましたね。表地に6m、裏地に7.5mの布が使用された特注品です。続きましては3rdAlbum『Electric Suicide』から、『Glass Shoes Survivour 』『ドルアーガの塔』『ジェニー』を続けてお送りしました。休業中に、歌い方についてはかなり考え直したので、その成果がここで出ればいいなと思っています。そして一気に新曲の『貴女が美しく在る為に、僕は素敵で在り続けよう!』に行きます。テクマ!の王道ラインの最新バージョンと言える曲で、MySpace(http://www.myspace.com/techmajapan)で聴くこともできますので、ぜひご利用下さいませ。
MCを挟んで、ここからは「聡美コーナー」です。私の曲に、聡美という名前の、業の深い若くはない女性がよく出てくるのですが、その人が登場する曲を集めたコーナーです。まずは新曲で『揺れる泪』。先ほど話したMac中心のシステムで、最初に創った曲ですね。この曲も、歌い方や全体の空気も含めてかなり気に入っています。そして説明不要の『ないないない』、休止前の新曲である『寂しい気持ちを無くす薬』と続きます。そしてこちらもMySpaceで聴くことができる新曲、『Love Kills You, But I Love You』まで一気に行きます。これもトラック、歌、共に休業の成果が出ている曲だと思います。こういう淫靡な感じを今後はもっと出していきたいと思っています。
そしてバンドコーナー。ドラム・ベース・ピアノ・サックス、という編成のバンドを従えて、まずは新曲の『Born To Be Mild』を披露します。2006年末のディナーショーでは弾き語りで披露したのですが、その時からこういう編成のバンドでやるアレンジが頭にありまして、やっとお見せできる、という感じです。ちなみにこの曲は先ほどお話した聡美さんの上京と挫折まで、を歌った曲ですね。そして、吉井和哉さんの2007年のアルバム『Hummingbird In Forest Of Space』から『バッカ』。ちょっと季節外れな歌詞ではありますが、ものすごく歌いたい曲だったので、やります。原曲は、70年代歌謡曲的な曲を90年代アメリカバンド的なサウンドで演奏する、というコンセプトでやっているように思えるのですが、それを70年代歌謡曲的なサウンドに戻す、というコンセプトで、私はやってみました。そして私の2nd『SURVIVOUR』に収録されている、70年代歌謡曲なテイストを持つ名曲、『兄弟』へとつなげさせてもらいます。バンドコーナーはここで終了し、3rd収録の『紫の履歴書』を弾き語りして、前半は終了です。
Umezyのギターソロの間に着替えを済ませ、後半はギタリストのクスモッツとのコーナーから、となります。曲は、T-Rexの『20th Century Boy』・2nd収録の『New York』・1st2nd両方に収録されている『I'm Only Techno-Pop』の3曲です。このコーナーでの私の意図は、ホームページにあるヴログに書いてあるので、詳しくはそちらを読んでいただきたいのですが、単純に言うと、ニューウエーブという音楽のジャンルを、その成立段階まで戻って、もう一度創り直してみよう、というものです。
その後はゲストヴォーカルを招いてのコーナーが2曲。まずはPetit-MitのKOVACSを招いて、Petit-Mitの名曲『SEXY MAGIC』。トラックは私がPetit-MitのCDをサンプリングして新たな音を足して創ったのですが、かなり大変でした。。。歌が入っているものから無理やりカラオケを作るような作業をしたのですが、その甲斐あって、なかなか気に入っています。そしてお次は元Love Tambourinesのeliちゃんを招いて、David Bowie&Mick Jaguarの『Dancing In The Street』です。これはeliちゃんの歌が圧倒的なだけに、こちらがそれに押されずに堂々と歌うことが勝負になりますね。どうなるんだろうなぁ。あ、元曲が80年代のスタジオミュージシャンによる生演奏のものだっただけに、トラックを創るのもかなり大変でした。
この時点で18曲歌ったことになるわけですね。そして最後の気力を振り絞って、これまでのテクマ!ライヴでのベストヒットをお送りします。沢田研二さんの『TOKIO』、2nd収録の『さくらの花の咲くころに』、3rd収録の『PARADE』、1st2nd共に収録の『アヴァンチュールで行こうよ!』の4曲を一気に歌いきって、本編終了です。ここはもう、どうするこうするという世界ではないですね。テクマ!がステージで出来る全てを表現するのみです。
そしてアンコールに予定しているのが、1996年にテクマ!が活動を開始した最初のデモテープに収録されていた、『Have A Nice Life』。そういえば、テクエ!姉さんが歌った『以心電信』もクスモッツとやった『I'm Only Techno-Pop』も、このデモテープに収録されていますね。で、この曲は、1995年春に東京へやってきて、大好きだったSOFT BALLETのライヴに行ったら、そこでバンドの解散を知り、呆然としたまま時が過ぎ夏に解散ライヴを迎え、その解散ライヴを収録したビデオの最後に出てきた、「HAVE A NICE LIFE」という文字を見て、「あ、そか、これは続きは自分でやれよ、ということなんだな。」と解釈して、創った曲です。hideが死んだころに初めてCDを出せることになったので、そこではhideへの追悼も込めて収録しました。
テクマ!を10か月休業して、「テクマ!という素材をより活かすにはどうすればいいのか?」ということを考え続け、新しいものを取り入れもしましたが、捨てたものもたくさんあります。私が捨てた要素を好きだった方もいるかもしれませんが、それを戻す気は全くありません。また、これまで私は「テクマ!を好きな人にもっと喜んでもらうにはどうすればいいのか?」ということよりも、「テクマ!を好きでない人にはどうすれば喜んでもらえるのか?」ということを考えすぎていた気もします。プロデュースや戦略という美名の元に、お客さんや身内をコントロールする方法を考えるのが好きなアーティストが多くいて、それを「賢い」とする風潮も確かにありますが、やはり、私はそういうことはしたくありません。自分に自信を持てない人がやることだと思うし、「陰湿だなぁ。」という気持ちが拭えないのですよね。ですので、遠回りかもしれないし、孤独かもしれませんが、自分と神だけの世界を想定し、そこにおける最上のものを見つけだし、それを実現させるための準備を重ね、それをお客さんに提示する、ということだけを、私は死ぬまで続けていきたいと思います。
ではまた、今度は、モア・ベターよ。人身ばいばーい!