2008/03/29

ワーゲンビートルとポルシェ

この半年ぐらい、いま凄く好きな友達(いま、って書くところが冷たいんだよなぁ、、、でも、23世紀の人間と呼ばれることのあるテクマ!のリズムは、テクマ!であるときには崩したくないんです。)と、彼の自動車に乗って、30分ぐらい話す時間が毎週あります。

これがとっても楽しくて。彼との関係も、この車の時間があって深まったところもあるし。話題もね、なんていうのかな、バンドやってる自分とリアル生活をやっている自分っていうのがいて、その片方が大きくなっちゃって何度か自分がおかしくなって、だからそれを両立させるために色んな工夫をしてきたんだけど、それを超えた自分として自然に出る話題が、彼とはぴったり合うんですよね。

でね、自動車、これがね、なんとも僕にとって特別なアイテムなんです。なんていうのかな、「まだ車なんて持てる立場じゃないよな、自分。」っていう気持ちと、「車に乗ることによって変わる世界ってあるよな、絶対に。」っていう気持ちがね、ずっと自分の中にあるんです。

バンドやっていくにはね、絶対にあったほうがいいんです、車。ちゃんと考えてやっているバンドって、共同で車一台持っていたりしますよね。だけど、東京で車を維持するっていうのは、経済的にとても大変なものであって、それこそ、ワンマンバンドである僕が今車を持とうと思ったら、リアル仕事をより増やさなくてはいけなくて、そうするとまたバランスがおかしくなる。「車があった方がバンドにいいのに、その車を維持するためにバンドができなくなってるよ!」みたいな怒りを一人で勝手に抱えて、またおかしい精神状態になるのが目に見えてる。信じらんないよね、東京の駐車場代って。。。

あと、車っていう、適度に精神を集中させながらいなくてはいけない状態で聴く音楽って、絶対に何かあるな、とも思っているし、車の中なら思いっきり歌えるし。

だから、こういうのもあって、車持ってる人って凄いな、と尊敬してしまう自分がいるんです。先日リハをしたクスモッツもね、車持ってたし、練習の後は車で移動してごはん食べたしね。クスモッツも車の維持は大変らしいんだけど、「バンドをやっていく、っていう上ではそれは頑張る。」って言っていて、音楽的だけじゃなくて、音楽を支える精神、っていう部分でもこの人って凄いな、と思えたし。

で、不思議なもので、音楽に関係することで車に乗る時間ってのが増えたことが、嬉しかったりもします。これまではテクマ!として車に乗る時間ってほとんどなかったのね。だけどそれが何故か増えた、ってことで、なんていうか、自分がステップアップしたな、なんてことを思えたりもしてしまうんです。

だから、将来、自分で車を持てるようになったときには、凄く嬉しいんだろうなぁ、なんて思ったりしています。まずは昔の黄色いワーゲンビートルが欲しくて、これにはカーステレオにKraftwerkだけを入れたいなぁ、と思っています。しかし、昔のワーゲンこそ、維持が大変だろうなぁ、、、でも、すっごく好きなんです。で、その後に欲しいのは白いポルシェだな。このカーステレオにはDavid Bowieだけを入れたい。

外車ばっかですね。うん、テクマ!たるもの国産の車には乗りたくない!っていう美意識を持っていたいですね。そういえば、氷室京介は、ツアーのバックバンドのドラマーが、国産の車で武道館に来たのを見つけて、いきなりぶん殴って、「てめぇ!金は十分に渡してあるはずだろう?なんてそういうダサいことをするんだ?」と言ったそうです。

氷室京介が大好き、というわけではないのですが、身近なロッカーじゃなくて、憧れの存在としてのロッカー、という存在って、とても大事だと思うんですよね。むしろ、その方が、いろんな人生を送っている人たちに、良いバイブレーションを与えられると、思うんです。

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