この頃よく聴いているのです、『LET IT BE... NAKED』を。ビートルズの一応のラストアルバムである『LET IT BE』ってのは、本来のバンド演奏の上にオーケストラやコーラスやらがこってりとダビングされているので、それらをとっぱらって現代テクノロジーでもってミックスし直して2003年にリリースされたアルバムが、これなのです(収録されている演奏とか曲順とかも『LET IT BE』とはちょこちょこと違うのですが、ここらへんはキリがないので興味ある人はCDのライナーノーツとかを読んでみてくださいませ。)。
僕は『YELLOW SUBMARINE』にせよ『LOVE』にせよ『1』にせよ、最近リリースされている改造版ビートルズの音は好きなので、発売されたときから結構好きでした、これ。で、バンドのみの音になっていて、しかも各楽器の音がクリアになっているだけに、いいところも悪いところもあるのですが、この頃気になって仕方がないのがジョン・レノンのベース演奏です。「ポールに弾き直してもらってくれー、、、」という気持ちにどうしてもなってしまいます。
このアルバムはメンバー全員で同時に演奏する、ってのが当初のコンセプトだったので、『THE LONG AND WINDING ROAD』とか『LET IT BE』とか、ポール・マッカートニーがピアノを弾きながら歌う曲はジョン・レノンがベースを弾いているのですが、これが、あまりよくないんですよねぇ。。。他の曲のポールのベース演奏があんまりにも素晴らしいので、どうしても聴き劣りしてしまう。。。『DON'T LET ME DOWN』のポールのベース演奏とか、もうほっとに素晴らしいのでねぇ。。。『THE LONG AND WINDING ROAD』なんか元のアルバムよりも歌とピアノが圧倒的にいいので、残念だなー、と思ってしまうのです。工夫しているフレーズもあるし、頑張ってベース弾いているのは分かるのですが、どうしても音の切り方のセンスとか音色自体が、うううううう。
罰当たりな感じではありますが、全曲ポールがベースを弾きなおしたこのアルバムが聴きたい!という思いでいっぱいな今日この頃です。