2007/07/26

書かれた文を自分の日常に落とし込む

役者が、脚本にあるセリフを自分のものにする際のヒントとして、演出家の蜷川幸雄がこんなことを言っていました。

「書かれた文を自分の日常に落とし込むんですね。これまでの“生”を材料にしながら、フィクションと自分のあいだにルートを見つけ出すこと。」

リアルな感情を込めたフィクションとして曲を創り、それを徹底的に演じ切って歌う、ということをテクマ!ではテーマにしています。谷間に落ちた時に自分を本来のテーマに引き戻すための、いい文章にまた出会えたな、と思いました。

また、役者に限らず、教養豊かで良い雰囲気のある人というのは、このプロセスがきちんとあるのだろうな、とも思います。「フィクションと自分のあいだのルート」を探すのが上手だから、いろんな人からの質問なんかにも適切な答えを出せるのかな、と。フィクションもノンフィクションも含んだ、あらゆる出来事と、自分のこれまでの”生”を結びつけることができるように、アタマの回路を鍛えておかないとなぁ。

写真は名古屋のライヴ前日。リハーサル後の打ち合わせの場所にて。左からTHE ABSOLUDEのダイさん、テクマ!、フレアオッズの千葉君。


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